競馬学校ブログ 馬の学校・高校インターアクションホースマンスクール

競馬学校ブログ 馬の学校・高校「インターアクションホースマンスクール」牧場に併設された環境と、経験豊富な講師陣、特別講師の現役騎手、調教師から技術と知識を学ぶことができる、騎手・厩務員・牧場・乗馬クラブ就職を目指す学校です。 そんな、「馬」を学ぶための最高の環境で育ち、巣立ったJRA川又賢治騎手や女性騎手の中島良美騎手をはじめとした、多くの卒業生が、競馬界、馬術界で活躍をしています。

田中先生来校

特別講師、田中勝春先生がいらっしゃいました


新入生は田中先生を目の前にするのは初めて
一ファンとしてではなく対生徒として接して下さっているので、いつも寮ではガヤガヤしている生徒も緊張感が漂います



教室での授業のあとは走路で2年生の騎乗をみていただきました
昨年度々走路授業をみていただいている2年生は、自分の騎乗をみてもらうのを楽しみにしています

安定して走れていたので田中先生からアブミを5穴分短くする指示が普段よりもだいぶバランスがとりづらい体制に
とはいっても以前よりも耐久力が上がってなかなか崩れません
アブミをつめる指示が来たのもみんなが安定して乗れていたから

学校一難しい練習馬ジェンヌに跨った北田くん

普段より難易度の高いアブミの長さで挑みましたが、なんとか我慢し耐え切って
「うまく乗れてたよ
といっていただけました

ゴールデンヘルメットなだけはあったなと声を掛けてもらって、ジムカーナ以来の満面の馬上スマイルがでたっ


ヘトヘトになった芦田くんも折り合いを立て直しながらなんとかまとめきりました
汗だくだけど充実感に満ちた笑顔を見せていました


最後は田中先生が跨りました馬は頭の位置も体使いも安定して、先生はまるで上にのっているだけのように見えます
田中先生や金原先生の馬に乗っているときの集中は遠目からもはっきりわかりますその伝わってくる集中力が馬とのコンタクトの証です


2年生たちは日々馬に乗っていく中でそれぞれの壁にぶつかります
「なんでうまくいかないんだろう」「悔しい」「何が悪かったんだろう」等たくさんあふれ出してきます
すぐ気づくこともあるし、自分に納得がいかないことも多々あるでしょう


でも馬は人間に必ず教えるチャンスをくれています
巧くできたと感じるときは今まで背中を貸してくれた全ての馬に感謝すること
自画自賛では掴んだものはあっという間に消え去ってしまうことでしょう

馬と向き合う仕事現役騎手、騎手の卵、厩務員の卵、全員そこはかわりません
これからも毎日を大切に

田中先生、今日もありがとうございました<(_ _)>