競馬学校ブログ 馬の学校・高校インターアクションホースマンスクール

競馬学校ブログ 馬の学校・高校「インターアクションホースマンスクール」牧場に併設された環境と、経験豊富な講師陣、特別講師の現役騎手、調教師から技術と知識を学ぶことができる、騎手・厩務員・牧場・乗馬クラブ就職を目指す学校です。 そんな、「馬」を学ぶための最高の環境で育ち、巣立ったJRA川又賢治騎手や女性騎手の中島良美騎手をはじめとした、多くの卒業生が、競馬界、馬術界で活躍をしています。

ムチの役割は「叱咤激励」です(^-^)!

11月初の体験入学です今回の参加生は乗馬のジュニアクラブに通っていた経験者さん

調教鞍での姿勢もきれいです
騎手を目指してかなり努力をしてきている様子が伝わってきました

狭き門の扉が開くように、これからも頑張っていきましょう




午後はアブソリュート号とハクバノデンセツ号で障害のコース練習が行われていました

腰越先生110cmをヒュンヒュン跳んでいきます
今回は2頭とも先に先生がコース走行してから乗り替わったので、馬の前進気勢(馬の勢いとやる気)MAX

キャロットステークスを同馬で好成績を残している松井くん勝手知ったるアブソリュートと快調な走行


田口くんはデンセツ号とは久しぶりの障害飛越
障害の感覚を取り戻すべくコースに挑んでいました



がっ、最後の連続障害で人馬のバランスを立て直せず落馬

失敗や落馬してしまった事=「負け」や「恥ずかしい事」ではありません
ほとんどの生徒が未経験の状態で学校に入学してきていますまだまだ感覚を体で覚えこんでいる真っ最中なのです

なので失敗したことで落ち込んだりする必要はなく、むしろ次に失敗しないためのチャンスがこの場で与えられているのです

むしろ「負け」の状態はそこで心が折れて跳ぶことをあきらめたりこの目の前のチャンスをみすみす投げ出してしまうことをいいます


馬の仕事は簡単にできる職業ではありません


馬にではなく、度々折れそうになる自分の心に鞭を打つことを選択できる生徒がいづれ、「勝ち」を持った人間になっているのだと思います
そして皆がその可能性を持っています




田口くんリトライ成功